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アシスト、現場の担当者も利用可能なセルフサービス型分析基盤「Qlik Sense」を販売
(2015/3/13 15:06)
株式会社アシストは13日、米Qlik Technologiesのセルフサービス型分析プラットフォーム「Qlik Sense」を同日より販売開始すると発表した。また、無償で利用できる「QlikSense Desktop」のチュートリアル動画も提供開始する。
「Qlik Sense」は、大量データ処理でも高速に動作し、独自の連想技術により直観的な分析を行えるインメモリ分析プラットフォーム「QlikView」のコンセプトはそのままに、ユーザーインターフェイスなどを一新した製品。現場の担当者がデータから容易に気づきを得られるプラットフォームとして、より使いやすいインターフェイスを提供するという。
例えば、散布図上でのサークル指定(投げ輪ツール)、「グローバルセレクター」というデータ項目一覧からの選択、円グラフや棒グラフ上での項目指定など、選択した内容に応じて画面が瞬時に切り替わり、思考を深めていけるとのこと。
さらに、PC、スマートフォン、タブレット端末などの画面にあわせ、最適なサイズ表示やレイアウト変換を実現。キーワードを複数入力すると関連性の強いものから上位に表示する「スマート・サーチ」機能など、利便性を高める機能も搭載された。
加えて、ユーザー自身が、分析用のダッシュボードをドラッグ&ドロップによりプレビューしながら、簡単にグラフやレポートを作成できるほか、作成したものをそのままQlik Sense内でプレゼンテーション資料として展開することも可能。大規模点展開用の管理・統制機能も標準装備しているので、「Qlik Sense」を現場の担当者や責任者向けのセルフサービスBI基盤として展開し、高度な分析を行う企画/マーケティング担当者の分析基盤には「QlikView」を適用するといった形で、企業全体の情報活用基盤を迅速に強化できるとのこと。
なおアシストでは、サポートセンターを通じたプロダクトサポートサービス、ハンズオンの体験セミナー、研修コース、製品導入支援などを全国レベルで提供する予定。また、アシストが国内総販売代理店を務める仏Business Geograficの地図連携ソリューション「GeoQlik」に対応した「GeoQlik for Qlik Sense」の販売も予定している。
価格は、5ユーザーで124万8750円(税別、別途プロダクト・サポート費必須)から。アシストでは、2016年3月末までに100本の販売を目指すとのこと。Qlik Sense Desktopについては同社のWebサイトでダウンロード提供しており、ダウンロードしたユーザーに対して、後日メールでチュートリアル動画のURLを案内するとしている。