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アシスト、BIツール「QlikView」上でTwitterの情報分析を可能にする無償コネクタ

 株式会社アシストは9日、クリックテックの連想型高速インメモリBIツール「QlikView」向けに、Twitterの情報分析用製品「QlikView Twitter Connector」を無償提供すると発表した。

 QlikViewは、ユーザーが自由な発想で高速にデータ分析を行える、インメモリ型のBIツール。アシストではQlikViewの活用を促進するため、SNS分析を可能にする「QlikView Facebook FanPages Connector」を2012年4月に提供したほか、また2012年9月には「QlikView Facebook Insights Connector」を提供してきた。

 今回はさらに、Twitterを対象とした製品を独自に開発したもので、Twitter社が提供しているTwitter API 1.1を利用し、指定したユーザーが投稿したツイートや、リプライ、リツイートの情報、また特定のキーワードを含むツイートの情報をQlikViewへ取り込むことができる。

 ユーザーはこうして取り込んだ情報をもとに、QlikViewを用いて、投稿に対するフォロワーの反応やインプレッションなどの動向を把握したり、ツイートの傾向分析を行ったりすることが可能になる。さらに、Kloutが提供するKlout Scoreも、ユーザー情報と一緒に取り込めるとのこと。

 なお、対象となるQlikViewは「QlikView Personal Edition V11 32bit版」(Local Client)で、QlikView Server上では動作しない。

アカウントベースでの傾向分析サンプル
キーワードベースでの傾向分析サンプル

(石井 一志)