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アシスト、QlikView専用の地図連携ソリューション「GeoQlik」販売開始

 株式会社アシストは7日、クリックテック・ジャパンのインメモリBIツール「QlikView」に特化した地図連携ソリューション「GeoQlik」を販売開始すると発表した。

 GeoQlikは、QlikViewの開発元である米QlikTechのテクノロジーパートナーで、GIS(地理情報システム)ソリューションを手掛けている仏Business Geograficの製品。アシストでは、Business Geograficと日本国内での総代理店契約を締結し、この製品を国内で展開するという。

 一般的に、GISの構築には高額なコストと高い専門性が必要になるというが、OpenStreetMapやGoogleMapを利用するGeoQlikとQlikViewを組み合わせると、企業内に蓄積された膨大なデータと視覚的な地図情報との連動を、低コストに、かつ専門知識がない現場の担当者でも容易に実装できる。

 活用例としては、例えば、エリア別の売り上げ実績や顧客の分布状況などを、地図上に多彩なチャートで表現可能。これにより、「どこで何が起きているか」を瞬時に把握できるようになるため、より俯瞰(ふかん)的で迅速な判断につなげられるとしている。

(石井 一志)