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リアルシス、アシストとBIツール「Qlik Sense」の販売で協業 中小企業の戦略的なデータ活用を支援

 リアルシス株式会社と株式会社アシストは2日、アシストが取り扱うQlik Technologiesのセルフサービス型BIツール「Qlik Sense」に関して、販売協力契約を締結したと発表した。これに伴いリアルシスは、アシストの販売協力パートナーとして、自社のIT化推進ソリューション「中小企業向けIT化支援パッケージ」とQlik Senseを組み合わせ、中小企業における戦略的なデータ活用を支援するという。

 Qlik Senseは、ビジネスユーザーが自ら分析レポートやダッシュボードを作成し、ビジネス課題への解を探索できる分析プラットフォーム。アシストでは同製品を2009年3月から販売しているが、2010年にはQlik Technologiesから「ELITE Partner」認定を受け、同社製品のパートナービジネス遂行を認められた販売代理店として、100社以上のビジネスパートナーと連携した活動を積極的に展開しているという。

 今回はその一環として、中小企業向けIT化支援パッケージを提供するリアルシスと協業。リアルシスはアシストの販売協力パートナーとして同パッケージにQlik Senseをラインアップし、ビジネスを展開していくことになった。

 中小企業向けIT化支援パッケージでは、データ保管やオンラインストレージ、提案型Web制作、ソフトウェア開発をサービスとして提供しているが、このパッケージで構築したWebサイトやWebシステムの有益な蓄積データをQlik Senseに取り込み、多様な視点で分析することによって、より確度の高いターゲットへの営業戦略、マーケティング戦略、より効率的な生産性向上戦略/経営戦略の立案などを行えるようになるとしている。

 なおリアルシスでは、WebサイトやWebシステムの構築だけにとどまらず、さらに価値を生み出すためのITソリューションとしてQlik Senseを積極的に展開していく考えだ。