ニュース

NTTソフト、パブリッククラウド「Cloudn」にVPN・自動バックアップ機能を付加

 NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)は17日、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)のパブリッククラウド「Bizホスティング Cloudn」を機能強化する「クラウドサポーターズ」の提供を開始した。

 パブリッククラウドを利用する企業の「セキュリティの不安」「セキュリティの設定作業やシステム監視の手間が増える」「安全に重要かつ大量なデータをクラウドに保管したい」といったニーズに対応するため、「Bizホスティング Cloudn」にインターネットVPN、自動バックアップの機能を追加する。

 インターネットVPNにより、顧客の社内ネットワークとCloudnを安全につなぐことで、顧客専用のクラウド環境(プライベートクラウド相当)を構築できる。自動バックアップ機能により、大切なデータをクラウド内で確実に保管する。

 また、手間のかからない“らくらく”監視を実現。ファイアウォール機能の初期設定や変更などの作業代行、およびクラウドサポーターズが管理するサーバー危機の状態監視を提供する。万が一の障害発生時も障害情報をメールで顧客のシステム管理者に自動通知する。

 クラウドサポーターズの価格は、初期費用(接続用ルータを含む)が12万5000円から、月額費用が2万5000円から。NTTソフトは今後3年間で5億円の売り上げを目指す。

川島 弘之