セキュアスマート、NTT ComのCloudnを利用した仮想プライベートクラウド構築サービス

　セキュアスマート株式会社は1日、仮想プライベートクラウド構築ソリューション「SecureSmart VPC」が、NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）のパブリッククラウドサービス「Bizホスティング Cloudn」に対応したと発表した。

　「SecureSmart VPC」は、ユーザー企業の社内LANとパブリッククラウドをインターネットVPNで接続し、仮想プライベートクラウドを構築するソリューション。パブリッククラウドの仮想サーバーをインターネットに公開する必要がなくなるほか、認証方式として証明書を使えるため、安全な環境でクラウドリソースを利用できるようになる。

　利用にあたっては、社内ネットワークに設置した「専用VPNアプライアンス」とCloudnに構築した「仮想VPNアプライアンス」との間をインターネットVPNで接続し、セキュリティを確保する。社内に設置するアプライアンスはあらかじめ設定を済ませてセキュアスマートから送られるので、LANケーブルをつなぐだけで設置が完了。また、社内ネットワークのWAN側には固定IPアドレスが不要なほか、既存の社内ネットワーク環境をほとんど変更せずに設置できる点も特長。Cloudn側のVPN接続環境の構築も、セキュアスマートが担当する。

　価格は、初期費用が10万円（税別）から、月額費用が1万円（税別）から。別途、仮想VPNアプライアンスを構築するための仮想サーバーが必要となり、例えば「Cloudn プランvQ」を利用すると月額900円（税別）となる。