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GMOインターネットの「GMO GPUクラウド」、GPUサーバーのリソースを可視化できるダッシュボードを提供
2025年11月7日 14:43
GMOインターネット株式会社は7日、生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」において、オープンソースのデータ可視化プラットフォーム「Grafana」を活用し、GPUサーバーのリソースを可視化できるモニタリングダッシュボード機能を提供開始したと発表した。同サービスの「専用プラン」にて、追加料金なしで利用できる。
「GMO GPUクラウド」は、NVIDIA H200GPUを搭載した商用向けGPUクラウドサービス。高速ネットワーク「NVIDIA Spectrum-X」と高速ストレージを組み合わせることにより、国内商用クラウド最速の性能を提供しているとのことで、ロボット開発や自動運転AIなど、多くのAI開発基盤として採用されているという。
今回は同サービスにおいて、GPUサーバーのリソース使用状況や、ジョブ管理システム(スケジューラ)「Slurm」のジョブ実行状況を直感的に可視化できるモニタリングダッシュボードを提供する。複数のジョブやワークロードの利用傾向をモニタリングすることで、GPUリソースの効率的な利用が可能になるという。
具体的には、パーティション別およびユーザー別に、それぞれの実行中・待機中のジョブ数を確認できる。これにより、例えば、ジョブが実行されている時間帯を可視化し、実行が集中している時間があれば分散するよう調整したり、一定時間内におけるGPU利用率を確認し、パラメータを調整することでリソース効率を最適化したり、といった使い方が可能になるとのこと。
