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勤怠管理クラウド「バクラク勤怠」、AIが初期設定案を自動生成する新機能を提供
第1弾として「有給休暇の自動付与ルール」設定に対応
2025年12月22日 12:24
株式会社LayerXは、クラウド型勤怠管理サービス「バクラク勤怠」において、AIが自社の就業規則や運用ルールを読み取り、初期設定案を自動生成する「AI勤怠初期設定」を12月23日より提供開始する。今回はまず、企業ごとにルールが異なり、設定負荷の高い「有給休暇の自動付与ルール」に対応するとした。
バクラク勤怠は、フレックスタイム制やリモートワーク、チャットベースでの仕事など、柔軟な働き方の推進をサポートするクラウド型の勤怠管理システム。残業時間・有給休暇などの勤務実態や申請状況をわかりやすく把握できるほか、フレックスタイム制の労働時間の過不足可視化、リモートワーク/オフィス出勤の回数カウントなどにより、コロナ禍後の新しい働き方にも対応している。
今回は同サービスにおいて、初期設定の負荷の軽減を目指し、導入後の初期設定プロセスをAIがサポートする「AI勤怠初期設定」を提供開始する。従来、担当者が就業規則と画面を見比べながら手動で行っていた設定作業をAIが代行するため、担当者の業務負荷を軽減できる。
今回はまず、企業ごとに独自の規定が多く、設定ミスが起きやすい「有給休暇の自動付与ルール設定」に対応した。システム上に自社の就業規則PDFをアップロードするだけで、AIが内容を解析し、就業規則に合わせた初期設定案を自動で作成・反映する。これにより、担当者はAIが提案した設定内容を確認・微調整するだけで初期設定が完了するとのこと。
LayerXは今後、AIによる解析・設定が可能な範囲を、その他の設定項目にも順次拡大し、さらなる簡略化を目指す考えだ。
