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オプティムの「OPTiM Biz」、情報システム部門の問い合わせ対応業務をAIが自動化する機能を提供
2025年9月11日 16:28
株式会社オプティムは10日、MDM(モバイルデバイス管理)・PC管理サービス「OPTiM Biz」において、情報システム部門の問い合わせ対応業務をAIが自動化する「社内ITサポート用AIチャットエージェント」を追加したと発表した。「OPTiM Biz」を利用しているユーザーであれば追加費用なしで利用できる。
「社内ITサポート用AIチャットエージェント」とは、IT関連の問い合わせやトラブルに対応する各社専用のAIチャットエージェント。従業員が業務中に感じるIT環境の利用方法についての困りごとや疑問を、自然な会話形式で解決でき、必要な情報へスムーズにたどり着ける環境を提供するという。
例えば、アプリケーションの起動不具合やプリンターの接続トラブルなど、日常的に発生するITの利用に関する質問に対してAIが回答するため、24時間365日、従業員は待ち時間なく即座に解決策を得られるほか、情報システム部門への問い合わせ件数も削減できるとした。
また、セキュリティガイドラインやITルールなどを追加で登録でき、登録したデータをもとに社内独自のシステムやルールに関する質問に対して回答可能。さらに、「OPTiM Biz」のMDM機能などと連携することで、問い合わせの解決に必要な従業員のIT環境や端末情報(OS、モデル、アプリケーションのバージョンなど)を自動で取得する仕組みを備えており、従業員は、環境を説明することなく個別の状況に合わせた的確な回答を得られるとしている。なお、この機能は2025年9月末から段階的にリリースされる予定。
なお「社内ITサポート用AIチャットエージェント」は、オプティムのAIチャットボットサービス「OPTiM AIRES(アイレス)」の一部機能の搭載することによって実現したとのことだ。