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オプティム、情シス業務を効率化・自動化する統合サービス「OPTiM Biz Premium」を提供

 株式会社オプティムは10月30日、情報システム管理業務をまとめて効率化・自動化する次世代情シスDXサービス「OPTiM Biz Premium」を提供開始した。

 OPTiM Biz Premiumは、スマートフォン・PC管理(MDM)に特化した従来の「OPTiM Biz」を基盤に、これまでオプティムが提供してきた各種IT運用支援サービスを統合した、次世代情シスDXサービス。

 企業のIT管理部門・情報システム部門(以下、情シス)が担う「社内ITサポート」「スマートフォン・PC管理」「ID管理」「SaaS管理」などの主要業務をはじめ、各種情シス業務を効率化・自動化する。人・端末・クラウドサービスを一元管理し、情シスの負荷低減を実現する。

 スマートフォン、PC、SaaS管理上の各種アラート情報を一元的に可視化し、対応が必要な事象を即座に把握・処理できる「統合ダッシュボード機能」を提供。さらに、従業員ごとに保有するスマートフォン、PC、SaaSアカウント、物品情報を横断的に閲覧できる機能(2026年2月提供予定)を提供し、資産状況を一目で把握して管理業務をシンプル化する。

 スマートフォン・PC管理機能は、企業が支給するスマートフォンやPCの資産管理や情報漏えい対策を行い、遠隔でアプリ配信や紛失時のリモートロック・ワイプ操作を行うことでリスクを最小化する。

 リモートサポート機能は、従業員がデバイスの操作に困った際に、管理者が遠隔で画面共有や操作支援を行い、スムーズなリモートサポートを実現する。

 ID管理機能は、従業員や関係者のIDを一元管理し、シングルサインオン(SSO)による効率化や多要素認証、端末認証により不正アクセスを防止する。

 SaaS管理機能は、企業内で利用されるSaaSアプリの契約や利用状況を可視化し、重複契約やシャドーITを防止し、ライセンスコストを最適化する。

 物品管理機能は、スマートフォンやPC、周辺機器などの固定資産を効率的に管理し、棚卸しや貸し出し・返却履歴を追跡することで、紛失防止とコスト削減を支援する。

 AIチャットボット機能は、社内のIT問い合わせに自動で回答する社内ITサポートAIとして、ITに特化した専門的な知識と固有の社内ドキュメント内の情報をもとに迅速な自己解決を促進する。

 これらの機能を、1IDあたり月額980円(税別)でワンパッケージとして提供する。OPTiM Biz Premium導入前にかかっていたコストに比べて、ライセンス料金を含めた従業員1人あたりの情シス対応コストを約53%削減するとしている。