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リコージャパンの「EDWアプリケーション」、PFUのイメージスキャナー「fi Series」と連携可能に
2025年8月6日 08:30
リコージャパン株式会社は5日、複合機などと連携して企業の業務課題の解決を支援する「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES(EDW)アプリケーション」が、株式会社PFU製の業務用イメージスキャナー「RICOH fi Series」との連携に対応したと発表した。
「EDWアプリケーション」は、リコー製の複合機などと連携し、企業の業務課題を解決するさまざまな機能を提供する、クラウド型の有償アプリケーション。「RICOH カンタンストレージ活用シリーズ」「RICOH カンタンドキュメント活用 for kintone」などのファイル管理や共有を効率化するアプリケーションや、帳票業務の効率化を支援する「トレード帳票DXシリーズ」などをラインアップしている。
この「EDWアプリケーション」は、従来、リコー製複合機やプリンターとの連携にのみ対応していたが、今回、不定形サイズや特殊紙などのスキャンが可能で、卓上に設置できる業務用イメージスキャナー「RICOH fi Series」との連携が可能になった。
Webブラウザ上で動作する無償の専用ツールを用いて、使用する「EDWアプリケーション」を選択・操作し文書のスキャンを行うと、文書のデータが電子化され、自動的に対象アプリケーションに格納されるという。例えば「RICOH カンタンストレージ活用シリーズ」と連携すると、ストレージのフォルダを指定するだけで、スキャンデータに任意のファイル名を付けてテキスト付きPDFで保存できるとのこと。
「RICOH fi Series」と連携できる「EDWアプリケーション」は、「RICOH カンタンストレージ活用シリーズ」「RICOH カンタンドキュメント活用 for kintone」「RICOH 証憑電子保存サービス」「RICOH 受領納品書サービス」「RICOH 受領請求書サービス」の5つからスタート。9月1日には「RICOH Drive」「RICOH クラウドファクス送信」などとの連携が可能になる予定で、その後も順次拡大を計画している。