ニュース

HENNGE、標的型攻撃メールへの対応を訓練するサービス「HENNGE Tadrill」にMCPサーバー機能を追加

 HENNGE株式会社は15日、標的型攻撃メールへの対応を訓練するサービス「HENNGE Tadrill(タドリル)」において、MCP(Model Context Protocol)サーバーの提供を開始したと発表した。ClaudeをはじめとするMCP対応のAIエージェントやAIアシスタントから、訓練結果や報告メールを直接取得・分析できるという。

 HENNGE Tadrillは、セルフサービス型で提供される標的型攻撃メール訓練サービス。今回、同サービスがMCPに対応したことにより、利用企業はAIアシスタントと対話しながら、定期報告の準備や傾向分析を容易に行えるようになった。

 例えば「今月の訓練結果を部門別に比較して」「先週報告されたメールを要約しレポート形式にまとめて」といった自然言語で問いかけると、AIアシスタントがデータを取得して回答を生成する。また、部署・役職・タグごとの訓練やeラーニングの結果推移、それらに基づいた高リスクユーザーの抽出、報告された不審メールのトレンド分析など、高度な処理や分析が可能だ。

 Tadrill MCPから取得できる主な情報は以下の通り。

・訓練結果:開封率・クリック率・報告率などの実施データ
・報告メール:従業員が不審メールとして報告した内容の一覧・詳細
・eラーニング結果:受講完了・合格ユーザー数などの実施データ
・ユーザーデータ:メールアドレス・部署・役職などのデータ

 なお、今回提供されるMCPサーバーは、安全性を担保するために読み取り専用の設計となっている。

生成AIアシスタントがTadrill MCP経由で取得した情報を基に作成したダッシュボードの例

 Tadrill MCPの利用料金は無料。ただし、AIアシスタントは利用企業側で用意する必要がある。