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人事労務クラウド「SmartHR」、管理部門と従業員が直接やり取り可能なメッセージ機能を提供
2025年3月21日 08:30
株式会社SmartHRは18日、クラウド型人事労務ソフトウェア「SmartHR」において、人事・労務などの管理部門が、対象となる従業員に対して直接メッセージを送信できる「メッセージ」機能を提供すると発表した。
「SmartHR」は、雇用契約や入社手続き、年末調整などのさまざまな労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できるクラウド型の人事労務ソフトウェア。
今回は新たに、管理部門がメッセージを送りたい従業員を指定して「SmartHR」内で直接連絡を行える、メッセージ機能を提供する。メッセージ内では、テキストメッセージだけでなく画像やファイル(テキスト、PDF、CSV、Word/Excelファイル)などの送付も可能で、詳細な情報伝達の実施により認識の“ズレ”を防止できるだけでなく、従業員の既読状況を確認できることから、確実な情報伝達を実現するとしている。
また、スマートフォン向けアプリを通じて従業員にプッシュ通知を送信でき、従業員が普段利用している端末に通知を届けられる点もメリット。さらに、メッセージのやり取りはアプリ上でも行えるため、PCを持たない従業員や、多拠点に在籍している従業員、業務時間帯が異なる従業員とも、スムーズなやり取りが期待できるとのこと。
なお、メッセージは人事・労務担当者と対象従業員のみが閲覧できるやり取りになっており、個人情報やマイナンバーといった機微情報についても、仲介者を挟まず直接かつ安全な取り扱いが可能。さらに、管理部門が起点となってメッセージの発信をコントロールできるため、従業員からの多数の問い合わせが集中することによる業務負荷を防止するとしている。
さらに、メッセージ機能のユーザーインターフェイス(UI)は、やさしい日本語を含む8言語に対応しているので、日本語が得意ではない従業員、障害を持つ従業員でも簡単に利用できるとした。