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NTTドコモビジネス、熟練技術者の暗黙知を反映した橋梁診断支援AI「橋梁アセスタ」を販売
NTTドコモソリューションズなど3社が共同開発
2026年4月27日 09:00
NTTドコモソリューションズ株式会社(旧称:NTTコムウェア株式会社)、株式会社NTTドコモ、株式会社溝田設計事務所の3社は23日、国立大学法人長崎大学の監修のもと、生成AI技術とRAG(検索拡張生成)を活用した橋梁診断支援サービス「橋梁アセスタ」を共同で開発したと発表した。同日より、橋梁の定期点検業務を実施する建設コンサルタントや民間橋梁管理者を中心に、NTTドコモビジネス株式会社(旧称:NTTコミュニケーションズ株式会社)が販売を開始する。
「橋梁アセスタ」は、橋梁の点検票をインプットすると、国土交通省が定める制度・要領等に準拠した様式で診断調書案を自動生成する業務特化型AIエージェント。従来のRAGのようにマニュアルを検索するだけでなく、熟練技術者の暗黙知を言語化した独自の「診断ロジック」を参照情報として組み込んでおり、点検票から必要な情報を自動で抽出して、診断調書案(定量評価)を生成できる。これにより、高度な専門知識と経験が求められる橋梁点検・診断業務における技術者不足などの課題を解決し、診断品質の均質化を実現するという。
また、自治体ごとに異なるさまざまな様式の点検票をそのまま読み取り、国土交通省が定める制度・要領等に準拠した様式で診断調書案を自動生成できる点も特徴。読み取った点検票から、「健全性の診断の区分」「技術的な評価結果」「特定事象の有無」「所見文」の素案をAIが素早く出力できるため、診断業務にかかる作業時間が最大80%削減されるとした。なお、診断に必要な情報が不足している場合は、チェックリスト形式で確認する機能も備えている。
