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SmartHR、人事労務クラウド「SmartHR」向けに実験的なアプリ提供を行う取り組み「SmartHR Labs」を開始

アプリストア「SmartHR Plus」にて公開

 株式会社SmartHRは7日、クラウド人事労務ソフトウェア「SmartHR」と連携可能なアプリを紹介すストアサービス「SmartHR Plus」において、実験的なアプリケーションの提供を行う取り組み「SmartHR Labs」を開始したと発表した。

 「SmartHR」は、雇用契約や入社手続き、年末調整などのさまざまな労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できるクラウド型の人事労務ソフトウェア。また、蓄積された従業員データを活用し、「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などを行えるタレントマネジメント機能を備えているため、組織の活性化や組織変革を推進できるという。

 SmartHR社では、こうした特徴を持つ「SmartHR」を、導入企業がさらに有効に活用できるよう、個社のニーズに合わせてさまざまな機能を自由にカスタマイズできるアプリストア「SmartHR Plus」を開始し、パートナー企業による開発のもと、これまでに30を超えるアプリを提供してきた。

 今回発表されたSmartHR Labsは、SmartHR Plusをさらに活性化させることを目的としており、有志のSmartHR従業員が実験的に開発したアプリをSmartHR Plus上で提供するという。提供されるアプリは人事・労務の領域にこだわらず、柔軟な発想で「SmartHR」を活用した新たな可能性を提案するとした。

 取り組みの第1弾としては、まず、社内イベント管理アプリが公開された。このアプリは、「SmartHR」上で研修や勉強会、懇親会といった社内イベントの募集ページを作成・公開できるもので、イベント内容の詳細を掲示することはもちろん、日程調整や応募者の管理・参加者の分析が行えるとのこと。「SmartHR」アカウントを持っていればログインしてすぐに利用できるため、新たなアカウント発行や登録は不要となっている。

 なおこのアプリは、SmartHR社の代表取締役CEOである芹澤雅人氏を含めた、同社内の有志のメンバーによって開発されたとのことだ。

SmartHR Labsで提供されるアプリの第1弾