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人事労務クラウド「SmartHR」、専用クラウドストレージ「Everidays for SmartHR」を提供

SmartHRの属性情報を利用した権限設定に対応

 株式会社SmartHRは9日、株式会社yettと共同で、自社のクラウド人事労務ソフトウェア「SmartHR」専用のクラウドストレージ「Everidays(エブリデイズ) for SmartHR」を開発したと発表した。「SmartHR」向けアプリストア「SmartHR Plus」から追加できる。

 「Everidays for SmartHR」は、「SmartHR」の利用企業からの要望を受けて開発された、「SmartHR」専用のクラウドストレージ。「SmartHR」の標準機能では対応が難しかった利用企業からの要望に応える形で開発されており、就業規則や社内マニュアルなど、多くの書類を安全に保管して、従業員と簡単に共有できるという。

 また、「SmartHR」のアカウントを持たない人ともファイルをやり取りできるようにダウンロード用のリンクURL発行や外部への転送にも対応。リンクURLは、「SmartHR」のお知らせ掲示板に貼り付けて通知するといった活用も可能とした。

 なお利用者は、自身のPC・スマートフォンで「SmartHR」のホーム画面内の「クラウドストレージ」からサービスにアクセスし、「SmartHR」のアカウントでサービスを利用可能。さらに、「SmartHR」と「Everidays for SmartHR」のAPI連携により、「SmartHR」の従業員情報を用いたファイル操作に対応し、雇用形態や部署などの属性情報を利用した権限設定を行えるため、シンプルに管理できるとしている。

 価格(税別)は、容量200GBの場合、月間契約で月額1万9800円、年間契約で年額21万3600円。料金はアカウント数ではなく、ストレージのデータ容量に応じた課金体系となっているので、従業員の増減に伴う価格の変更はないとのこと。