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東芝デジタルエンジニアリング、生成AI利用などの機密情報漏えいを防止するデータ流出防止対策「Fortra DLP」を販売

 東芝デジタルエンジニアリング株式会社は23日、生成AIプロンプトへの機密情報の送信を防ぐ「Fortra DLP」を4月に販売開始すると発表した。

 Fortra DLPは、従業員が個人の判断で生成AIを利用する「シャドーAI」による情報漏えいや、AIに不正な指示を埋め込んで機密情報を引き出すプロンプトインジェクション攻撃といった、AI利用における課題に対し、エンドポイント(PC)上のデータ操作を高精度に可視化・制御するDLP(Data Loss Prevention:データ流出防止)製品。

 生成AIへの入力操作やコピー&ペーストを含め、PC上で行われるデータの取り扱いを端末レベルで把握・制御する。特定の生成AIサービスの利用を制限するのではなく、機密データが外部に出る行為そのものを抑止することで、AI活用と情報保護の両立を可能にする。

 ブラウザーやアプリケーション、クラウドサービスの種類に依存せず、生成AIプロンプトへの入力やコピー&ペースト操作、ファイルのコピー・移動・編集、USBメモリや外部ストレージへの持ち出し、メール添付やクラウドストレージへのアップロードといった操作を、端末レベルで把握・制御できる。

 また、Fortra DLPは、生成AI利用時の情報漏えい対策に加え、内部不正による意図的なデータの持ち出しや、誤操作による情報漏えい、テレワークやオフライン環境でのデータ流出といったリスクにも対応できるため、企業全体のデータガバナンス強化に寄与する。

 東芝デジタルエンジニアリングでは、Fortra DLP Cloudの導入支援サービスや、Fortra DLPオンプレミスサーバー構築サービス、Fortra DLP管理者教育サービス、Fortra DLP保守サポートサービスなどのサービスも提供する。これらの独自サービスにより、セキュリティやITの専門人材を十分に確保できない企業においても、導入から運用定着までスムーズに進められるとしている。

「Fortra DLP」による情報漏えいの防止