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契約管理クラウド「マネーフォワード クラウド契約」、1000枚までの契約書を一括アップロードできる新機能

 株式会社マネーフォワードは6日、クラウド型契約管理システム「マネーフォワード クラウド契約」で提供している「AI自動入力機能」をアップデートしたと発表した。AI-OCR技術を活用した、「AI自動入力一括アップロード機能」の提供を開始する。

 マネーフォワード クラウド契約は、契約書についての法務相談から作成、申請・承認、契約締結、保存、管理までをクラウド上で完結できる電子契約・契約書管理サービス。紙の契約書を発行する際に必要な印刷・製本・押印・郵送などの手間や時間、コストを削減できるだけでなく、紙の契約書や複数の電子契約サービスで締結した契約書の一元管理を実現するという。

 同サービスでは以前から、契約書の情報をAI-OCRで読み取って管理項目を自動入力する「AI自動入力機能」を提供してきたが、新たに提供を開始する「AI自動入力一括アップロード機能」は、最大1000枚までの契約書を一括して読み取れる新機能。締結済み契約書のPDFデータを一括でアップロードすると、AI-OCRが契約書の種類や項目名などの契約情報を自動で読み取り、契約台帳を作成してくれる。

 こうして、過去に書面で締結した契約書をスキャンして一括アップロードし、効率的に電子化することで、契約書の検索性が向上するとともに、紙の契約書の保管にかかるコストを削減できるとのこと。また、他サービスからのリプレース時におけるデータ移行にも活用でき、スムーズな移行をサポートするとした。

 なお「AI自動入力一括アップロード機能」は、「midプラン」を契約中の企業が利用できる。