マネーフォワードの電子契約サービス、他社の電子契約サービスからのデータを自動取り込み可能に

　株式会社マネーフォワードは4日、電子契約サービス「マネーフォワード クラウド契約」において、国内主要の電子契約サービスからメールなどで受領した電子契約を自動で取り込める「契約データ自動取り込み機能」を提供開始したと発表した。

　マネーフォワード クラウド契約は、契約書の作成から契約のワークフロー申請・契約締結・保管をクラウド上で行える電子契約サービス。紙の契約書を発行する際に必要な印刷・製本・押印・郵送などの手間や時間、コストを削減できる点がメリットという。また紙の契約と電子契約の一元管理が可能なため、契約管理の業務効率化を実現するとした。

　今回提供される契約データ自動取り込み機能は、他社の電子契約サービスからメールで受領する電子契約のPDFデータを、マネーフォワード クラウド契約内に自動で取り込むもの。電子契約は契約締結が完了した時点で取り込まれ、取り込んだ契約はワークフローに登録されて保管可能になる。これにより、電子契約を他サービスからダウンロードしてマネーフォワード クラウド契約へのインポートするといった手作業を行うことなく、電子契約の管理の自動化を実現するとのことだ。