インテックとアステリア、「ASTERIA Warp」と「データ連携プラットフォームサービス」を接続するアダプターを提供

　株式会社インテックとアステリア株式会社は30日、インテックの「データ連携プラットフォームサービス」と、アステリアの「ASTERIA Warp」を接続する、専用の「インテックEDIサービスアダプター」を2月に提供開始すると発表した。これにより、ノーコードによる基幹業務システムとEDIサービスの企業間データ連携を実現する。

　インテックの「データ連携プラットフォームサービス」は、国内外問わず、あらゆるB2B接続を可能にするEDIサービス。インテックでは、産業分野において、データ、システム、企業、人々が有機的に結びつくビジネス共創基盤を「産業OS」というコンセプトで提唱しており、これを実現するため、「データ連携プラットフォームサービス」にインターネット経由でAPIを介して利用できるインターフェイスを提供する「APIオプション」を追加した。

　アステリアの「ASTERIA Warp」は、多様なシステムをノーコードで連携するデータ連携ツール。各種クラウドサービス間や社内システム間のデータ連携をノーコードで実現し、開発期間を圧倒的に短縮できる。

　今回、インテックとアステリアは「ASTERIA Warp」ユーザー向けに、「データ連携プラットフォームサービス」に接続可能な専用アダプター「インテックEDIサービスアダプター」を提供し、企業データ連携（EAI/ESB）およびEDIに関わる顧客要件について、EDIの接続先から基幹業務システムまで、包括的なサポートを行う。

　インテックとアステリアは今後、セミナーなどの共同プロモーションを通じて、各ユーザー企業が抱える独自の課題解決や価値向上を支援し、さらなるビジネスの拡大に貢献するとしている。

　インテックは、各種EDIサービスにおいて、API連携機能を拡充・充実させることで、顧客のDXを推進するとともに、EDIサービスのさらなる販売拡大を目指すと説明。アステリアは、多様なデータソースとの連携機能を幅広い業界に展開し、ノーコードの特長を生かして、IT人材不足の解消や社会課題の解決を促進し、業務の効率化や自動化を推進するとしている。

「データ連携プラットフォームサービス」と「ASTERIA Warp」連携イメージ