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JFEシステムズ、システム連携基盤の構築ノウハウを生かした「ASTERIA Warp」向け開発者・運用者向けフレームワーク

 JFEシステムズ株式会社は23日、アステリア株式会社のデータ連携ツール「ASTERIA Warp」の開発者・運用者向けフレームワークを開発し、「EAIフレームワーク for ASTERIA Warp」として販売開始すると発表した。

 ASTERIA Warpは、異なるシステムのデータをノーコードで連携できるEAI/ESB製品。メインフレーム、クラウド上のサーバーから表計算ソフトウェアまで、さまざまなシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを、複雑なプログラミングなしで実現できるという。

 今回、JFEシステムズが開発した「EAIフレームワーク for ASTERIA Warp」は、同社の約30年にわたるシステム連携基盤構築、およびASTERIA Warp導入の知見を統合したフレームワーク。これを活用すると、鉄鋼業をはじめ、さまざまな分野の企業のシステム構築・運用で培った安定性の向上が見込めるほか、インターフェイスの機能構成変更をWeb画面から簡単に実施したり、機能共通化設計により属人性を排除した開発の標準化を実現したりといった、開発面におけるメンテナンス性向上も期待できるとした。

 また、障害発生時のエラーメール通知により、迅速に障害を検知する機能や、データの受信状況や処理状況をWeb画面から参照する機能などを備えているため、運用面での利便性向上も見込めるとのこと。