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シャープ、テレワークや業務効率化を支援するスマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」

 シャープ株式会社は、AIoTプラットフォームを活用したスマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を8月3日より提供開始すると発表した。テレワークや業務効率化を支援する機器・サービスを提供し、導入から運用までをワンストップでサポートするという。

 COCORO OFFICEは、テレワークや業務効率化を支援する機器・サービスを提供するとともに、その導入から運用までをワンストップでサポートするサービス。対応機器の導入と同時契約する必要があり、契約した場合、COCORO OFFICEを5年間利用できるID(企業ID:1、ユーザーID:5)が提供される。

 第1弾の対応機器としては、デジタルフルカラー複合機(1機種)およびNAS(2機種)が用意された。このうち、デジタルフルカラー複合機「BP-30C25」は、「コピー」「ファクス」「プリント」「スキャン」の基本機能を標準搭載し、よく使う機能を操作部に大きく表示する「シンプルモード」に対応する。

 一方NASでは、HDD容量8TBの「BP-X1ST08」、同4TBの「BP-X1ST04」がラインアップされた。10Gigabit Ethernetと2.1GHzクアッドコアCPUを搭載し、オフィス内でファイルサーバーとして活用できるとしている。

 さらに、独自開発の全文ファイル検索機能を搭載し、キーワードを入力することで、膨大なデータの中から必要なファイルを高速で検索可能。バックアップ機能だけでは対処の難しかった、誤削除や編集ミスからのファイル復元を可能とするスナップショット機能も搭載する。

 またCOCORO OFFICEでは、クラウド型Web会議サービス「TeleOffice」やビジネスチャット「LINC Biz」のほか、PCのセキュリティ対策、勤怠管理などの各種サービスが提供され、ポータルアプリ上で、機器やサービスを一元管理することも可能となっている。加えて、各機器やサービスに関する問い合わせには、COCORO OFFICE専用の窓口が対応。月々の請求も一括で行うので、支払い業務の負荷も軽減できるとのこと。

 今後は、対応機器にUTM(統合脅威管理)や電子黒板、PC、スマートフォンなどが追加される予定。さらに、COCORO OFFICEのプラットフォームを開放し、他社との連携も推進することで、対応機器やサービスのさらなる拡充を図り、企業活動における生産性の向上に貢献するとしている。