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東京システムハウスとユニリタ、「AJTOOL」のオプションとしてノーコードETLツールの機能を提供

オープンシステムへの移行後もさまざまな用途で継続して活用可能

 東京システムハウス株式会社と株式会社ユニリタと15日、東京システムハウスが提供する、メインフレームの機能を代替するフレームワーク「AJTOOL」の追加オプションとして、「AJTOOL Batch Framework ETL option」および「AJTOOL Online Framework ETL option」を提供開始すると発表した。

 「AJTOOL」は、メインフレーム上のCOBOL、JCL、画面定義、帳票、運用監視といったシステムの各要素を、移行後のオープンシステム上で結合するための代替フレームワーク。今回はその中で提供されている「AJTOOL Batch Framework」および「AJTOOL Online Framework」のオプションとして、ユニリタのETLツール「Waha! Transformer」が持つ、ノーコードでデータの抽出・変換・加工を行える機能を提供する。

 容易な文字コード変換機能を備えているため、メインフレームのEBCDICデータをオープン環境で利用可能なShift_JISデータへ変換し、効率的なマイグレーションを支援できるほか、マイグレーション後は、Shift_JISデータをEBCDICデータに変換し、ほかのシステムへ転送するといったシステム連携のハブとして活用可能とした。

 また、高度なプログラムの技術を必要とせず、シンプルで直感的な操作性を持つので、誰でも導入後すぐに活用できる点も特徴。さらに、「Waha! Transformer」の機能を備えたオプションであることから、マイグレーション後もノーコードETLツールとして継続利用が可能で、DWH(データウェアハウス)の構築や、データ収集作業・加工作業の自動化など、さまざまな用途における活用が期待できるとしている。