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ユニリタ、ノーコードETLツール「Waha! Transformer」とSaaSとの連携を可能にする新オプション

第1弾として楽楽精算やBox、SharePoint Onlineとの連携に対応

 株式会社ユニリタは7日、ノーコードETLツール「Waha! Transformer」において、多様なSaaSとの接続を実現する「SaaS連携オプション」を提供開始すると発表した。

 Waha! Transformerは、業務で利用されるさまざまな形式のデータを、必要な形式にノンプログラミングで変換するETLツール。さまざまなシステムやデータソースに接続でき、各種データベースや基幹システム、クラウドサービス、Excelなど、多様なデータソースとの直接連携に対応するほか、プログラミングやSQLなどの専門知識を持たずとも、短期間で習得できるシンプルな操作によって、格納されている大量データの連携・加工を自動化できるという。

 今回は同製品において、企業におけるSaaSの利用拡大と、それに伴うシステム間のデータ連携ニーズの高まりに対応すべく、「SaaS連携オプション」を提供。今回は第1弾として、特に要望が多かった「Box」「Microsoft SharePoint Online」「楽楽精算」と連携する。

 ユニリタでは、ユースケースとして、クラウドストレージ(BoxやMicrosoft SharePoint Online)上に管理・保存されている売上見込み・予算データと、基幹システム上の実績データを「Waha! Transformer」が抽出して変換・加工し、作成された予実管理表をクラウドストレージ上に保存したり、クラウド上の経費データ(楽楽精算)と予算管理システムの予算データを「Waha! Transformer」で変換・加工し、できあがった予算統制リストをクラウドストレージに保存したり、といった利用法を紹介している。

 また、精算システム(楽楽精算)から会計ソフトへ仕訳データを自動連携する環境を構築すると、ファイル連携による手作業・確認の工数やAPI連携による制限が取り払われるだけでなく、「Waha! Transformer」による柔軟な変換・加工も実現可能になると、そのメリットを説明した。