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ユニリタ、クラウド連携を強化したノーコードETLツール「Waha! Transformer V6.1」
2025年2月18日 14:38
株式会社ユニリタは18日、ノーコード(Extract/Trasform/Load:データ連携)ツール「Waha! Transformer(ワハ・トランスフォーマー)」の新版として、クラウドサービスとの連携機能を強化した「同 V6.1」をリリースしたと発表した。
Waha! Transformerは、業務で利用されるさまざまな形式のデータを、必要な形式にノンプログラミングで変換するETLツール。基幹系システムからクラウドデータベース、Excelファイルまで、さまざまな環境のデータ抽出・加工・連携を、SQLやプログラミングの知識なしでシームレスに行えるという。
今回の新版では、クラウドサービスとの連携機能のうち、REST連携の機能を強化した。JSONデータの読み込み・書き込み機能の実装により、オンプレミスのシステムとクラウドサービスとの連携や、異なるクラウドサービス間のデータ連携を実現するという。
また、SFA(営業支援)/顧客管理システム上で手入力されたデータや、AI-OCRで読み取ったFAXの受発注データなどは、誤字脱字や表記ゆれがよく見られることから、こうしたデータのバラつきを解消させる機能を強化した。AI-OCRで起こる日本特有の表記ゆれ修正など、複雑なデータ加工をノーコードで設定できるほか、文字や記号が混在しているデータから、対象範囲の半角/全角の一括変換などを行える。
さらに今回は、「ビューフィルタ(データの統合や集計などの加工方法のテンプレート)」単位での実行時間出力形式を細分化した。ログの細分化により、ほぼリアルタイムに運用状況を確認でき、運用管理やパフォーマンス改善につなげられるとのこと。