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ユニリタのETLツール「Waha! Transformer」、kintoneとのデータ連携に対応

ODBCドライバー「CData ODBC Driver for kintone」を活用

 株式会社ユニリタは2日、国産ETL(Extract/Transform/Load)ツール「Waha! Transformer」の新版「同 Ver5.2」において、サイボウズの業務アプリ開発クラウド「kintone」とのデータ連携時に有効な、CData Software合同会社(以下、CData)のODBCドライバー「CData ODBC Driver for kintone」に対応したと発表した。また同時に、同製品の販売・サポートを開始している。

 Waha! Transformerは、業務で利用されるさまざまな形式のデータを、必要な形式にノンプログラミングで変換するETLツール。特に、ETLで常用される多段階の加工処理や、リレーショナルデータベース(RDB)への書き込み処理における高速性が特徴で、データの抽出・加工・変換に関する構築、変更、再利用を効率化し、それらにかかるコストを削減できるという。

 一方のkintoneは、業務アプリケーションを手軽に作成・運用できるクラウドサービスで、さまざまなビジネス用途のデータベースとして利用されている。

 今回は、Waha! Transformerユーザーから要望の多かったkintoneとのデータ連携機能を実現するため、Waha! TransformerをCData ODBC Driver for kintoneに対応させた。kintoneはすでに、マーケティングオートメーションツールやチャットツールなどのアプリケーションとデータ連携が可能になっているが、Waha! Transformerとの連携に対応することにより、企業内の既存システムとの連携に加え、オンプレミスやクラウドサービスといった形態を問わないデータ連携が可能になるとのことだ。