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エクサと日本IBM、「IBM Bob」を活用した基幹システムのモダナイゼーションソリューションを共同で推進
2026年2月17日 08:00
株式会社エクサと日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は16日、AIパートナーシップを締結し、企業の基幹システムのビジネス価値向上を目指したモダナイゼーションソリューションを共同で推進することに合意したと発表した。
合意に基づき、IBMが提供するAIエージェント駆動のエンタープライズ向け開発支援パートナーツール「IBM Bob」を活用し、エクサのモダナイゼーションソリューション「EXERA」をより高度で利便性の高いサービスに強化し、顧客課題を解決するとしている。
両社は、基幹システムの更新においては、業務特性やアーキテクチャー特性を踏まえた適切な最新化(モダナイズ)を行わないまま刷新を進めてしまうと、開発工数の増大や性能低下などのリスクにつながるとしている。こうした課題に対応し、企業の基幹システムを、ビジネス成長を支える持続可能で拡張性の高いITインフラへと進化させるため、エクサと日本IBMは、IBMが提唱する「ハイブリッド・バイ・デザイン」の基本思想に基づき、両社の知見と技術を結集した新しいモダナイゼーションソリューションを共同で推進するとしている。
開発する新しいモダナイゼーションソリューションでは、エクサが20年以上にわたり培ってきたモダナイゼーションメソドロジーおよびツール群に加え、IBMが提供する「IBM Bob」を組み合わせる。IBM Bobは、AIエージェントを活用し、ソフトウェア開発ライフサイクルの各フェーズ、設計、コーディング、テスト、モダナイゼーションをより効率的に支援する統合開発環境(Agentic AI based IDE)を提供する。
実績に裏打ちされたメソドロジーと先進AI技術を駆使して、両社は、効率的に既存のIT資産の構造やビジネスロジックを解析し、「ハイブリッド・バイ・デザイン」の基本思想に基づく更新戦略を策定するとともに、保守・拡張性の高い最新アーキテクチャーへと導く高品質な再構築プロセスを支援する。これにより、モダナイゼーションプロセスの短縮と高品質なシステム変革プロセスの実現を通じて、企業がより迅速に価値を創出し、業務パフォーマンスを向上させることを支援する。
また、最新の開発手法やツールを取り入れた開発プロセスへと刷新することで、多様なスキルレベルのエンジニアがそれぞれの専門性を発揮できる環境を整備し、人材不足への対応とシステム運用の持続性と拡張性の向上を図る。
エクサと日本IBMは、長年にわたり培ったモダナイゼーションのノウハウを結集し、顧客の現行システムの精緻な分析から最適な移行戦略の策定・実行までを一体的に支援し、顧客のビジネス変革を継続的に支えていくとしている。