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テラスカイ、パナソニックEWの「建設業顧客データベース」構築を支援

 株式会社テラスカイは13日、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニックEW)の「建設業顧客データベース」構築を支援したと発表した。パナソニックEWは、グループ各社に分散していた顧客・施設情報を一元管理することでグループ全体の活動状況を可視化し、LTV(顧客生涯価値)の最大化に向けた営業活動を推進しているという。

 パナソニックEWでは、グループ各社でSalesforceの活用が進む一方で、グループ間での情報共有不足による営業アプローチの重複という問題が発生していた。また、営業活動に必要な顧客情報・施設情報の正確性が担保できないという問題も抱えていた。

 パナソニックEWは、これらの問題を解消し、グループ全体の営業活動を推進するために、顧客情報基盤として「建設業顧客データベース(Construction Customer Database、以下、CCD)」を構築することを決定した。

 設計が極めて複雑でマルチベンダーが関わるCCD構築プロジェクトにおいて、Salesforceやデータ連携に関する深い知見と、パナソニックEWにおけるシステム構築実績、プロジェクト推進能力を期待し、テラスカイをメインパートナーに選定した。

 CCDは、グループ各社のSalesforce組織の独立性の担保と、各社が持つ顧客情報の一元管理を両立させた「Hub Org」+「Multi Org」で構成している。電設・建設業の商習慣に合わせてカスタマイズした地図アプリ、名刺アプリと連携して、Hub Orgで集中管理する。フロアやテナント、部署の情報などを細かく管理し、精度と鮮度を担保する。

 プロジェクトは4社が参画するマルチベンダー体制で進められ、テラスカイは中核となるCCD構築に加え、各社のOrgが個別最適化された複雑な環境を統合する「統括PM」を担い、全体最適化されたCCDのローンチを推進した。

 CCDの構築により、グループの数十万社に及ぶ取引先や施設の管理が可能となり、活用が進むことで、顧客に関する営業情報のリアルタイムな可視化を実現した。CCDは営業担当者にとって有用性が高く、現在はグループ各社から1日数百件のアクセスを記録する顧客情報基盤として定着している。さらにマネジメント層にとってもグループ全体の営業戦略や迅速な意思決定のための情報基盤として活用され、LTVの最大化に貢献している。

 パナソニックEWは、CCDの活用範囲をパナソニックグループ全体のB2B事業へと拡張していく予定だ。テラスカイは、引き続きパナソニックEWのDXを支えるパートナーとして、テクノロジーを活用した営業基盤の強化と、その先のビジネス価値創造を支援していくとしている。