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ネオジャパン、desknet's NEOと連携して利用できる生成AI基盤「neoAI Chat for desknet's」を提供
社内データを活用したAIアシスタントをdesknet's NEOから呼び出して利用可能
2025年9月9日 14:34
株式会社ネオジャパンは9日、株式会社neoAIが提供している生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」のネオジャパン顧客向け専用モデル「neoAI Chat for desknet's」を提供開始すると発表した。neoAI Chatが持つ機能・性能・セキュリティはそのままに、作成したAIアシスタントをdesknet's NEOやChatLuckのユーザーが利用できるようになるとのこと。今回は同時に、「neoAI Chat for desknet's」で作成したAIアシスタントとの連携に対応したグループウェア「desknet's NEO V9.5」とビジネスチャット「ChatLuck V6.7」の提供も開始する。
「neoAI Chat for desknet's」は、社内データと生成AI技術を組み合わせて、業務に特化したAIアシスタントを作成できるneoAI Chatのネオジャパン顧客向け専用モデル。neoAIが独自に開発したアルゴリズムにより、アップロードされたドキュメントの構造を正確に理解でき、セル結合を含んだ複雑な表データや、画像内に含まれるテキスト情報、グラフやフロー図に含まれる情報などもデータ化可能なため、文書内の情報を取りこぼすことがないという。
また、日々更新されている新しい大規模言語モデル(LLM)への対応も迅速に行われており、GPT-5、Claude 4.1 Opus、Gemini 2.5 Pro、GPT-Image-1など、いつでも最新のLLMを利用できる。さらに、個々のAIアシスタントに対しても、カスタムプロンプトの編集やFAQ・用語集の追加、カスタムフォームの作成など、カスタマイズを柔軟に行えるとのこと。
neoAI Chatで作成されたAIアシスタントは、desknet's NEOやChatLuckから呼び出して利用可能。AIアシスタントの管理をdesknet's NEO/ChatLuck側で行うことで、組織情報などの二重管理が不要になるとともに、メールアドレスを持たないユーザーでもAIアシスタントを利用できる。
さらに、AIアシスタントを作成・管理するユーザーのみneoAI Chatに登録し、一般ユーザーにはdesknet's NEO/ChatLuckからAIアシスタントを利用させることにより、運用コストの最適化も実現するとしている。