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リコージャパン、“リコー版kintone”でAIによるアプリ自動生成機能を提供

 リコージャパン株式会社は12日、クラウド型業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」において、AIを活用してアプリを自動生成する新機能「アプリ作成アシスタント」を提供開始すると発表した。

 RICOH kintone plusは、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」をベースに開発されたクラウド型業務改善プラットフォーム。kintoneの基本機能はそのままに、“あったらいいな”という便利な機能を標準搭載したリコー独自のサービスとなっており、リコーが中小企業向けのスクラムパッケージや中堅企業向けのスクラムアセットの提供を通じて培ってきた業務改善ノウハウ、これまでkintoneを提供するなかで顧客企業から受けた要望をもとに強化が行われているという。

 今回提供される「アプリ作成アシスタント」は、このRICOH kintone plusにおいて、AIとのチャットボット形式での会話を通じ、利用企業が作成したいアプリを自動生成する支援機能。RICOH kintone plusを導入した後、アプリ作成に関して困っている企業を、AIがアシスタントとなってサポートするという。

 従来、業務改善を図るためのアプリを作成するためには、その業務に関する知識が不可欠だったが、「アプリ作成アシスタント」を利用する、業務担当ではない人、RICOH kintone plusの扱いに慣れていない人でも、簡単にアプリを作り上げていけるようになるとした。