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リコージャパン、リコー版kintoneの導入効果を可視化できる効果測定プラグイン

導入結果を数値で利用者に明示しアプリの利活用を促進

 リコージャパン株式会社は25日、クラウド型業務アプリケーションツール「RICOH kintone plus」の利用者に向け、独自開発の「RICOH 導入効果測定プラグイン」を提供開始したと発表した。導入後の利用定着やアプリ放置への対策といった課題の解決を支援し、企業の業務効率化を支援するという。

 RICOH kintone plusは、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」をベースに開発されたクラウド型業務改善プラットフォーム。kintoneの基本機能はそのままに、“あったらいいな”という便利な機能を標準搭載したリコー独自のサービスとなっており、リコーが中小企業向けのスクラムパッケージや中堅企業向けのスクラムアセットの提供を通じて培ってきた業務改善ノウハウ、これまでkintoneを提供するなかで顧客企業から受けた要望を基に強化が行われているという。

 今回発表された「RICOH 導入効果測定プラグイン」は、このRICOH kintone plusで作成したアプリでの作業時間や作業件数などの情報を基に、RICOH kintone plusを利用することで削減された時間とコストを算出できるものだ。

 導入前後の業務効率を比較して導入効果を見える化し、導入結果を数値で利用者に明示することで、業務改善の取り組みに対する納得感が向上するため、RICOH kintone plusの社内浸透と利活用の促進、それによるさらなる業務改善につなげられるという。

 また、導入効果の算出条件(測定期間や人件費等)を設定するだけで、各企業の環境で導入効果が高い有用アプリの識別が容易になるので、他業務への展開等、有効な施策の検討に寄与するとした。

「RICOH 導入効果測定プラグイン」イメージ図