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リコー、チャットボット「RICOH Chatbot Service」とkintoneを連携させるオプション製品を提供

kintone上のデータを活用し問い合わせに回答可能

 株式会社リコーは10日、AI活用型チャットボットサービス「RICOH Chatbot Service」と、業務アプリ構築クラウド「kintone」および「RICOH kintone plus」(以下、kintone)を連携させる有償オプション「RICOH Chatbot Service for kintone」を、同日より提供開始すると発表した。価格は、月額8000円(税別)。

 RICOH Chatbot Service for kintoneは、RICOH Chatbot Serviceとkintoneを連携させ、チャットボットに入力された問い合わせ内容に対して、kintone内に登録されたデータを自動で抽出し回答するサービス。kintoneに登録された情報をチャットボットから直接参照できるため、チャットボットの回答の幅が広がるという。

 また、チャットボットに入力された情報は、kintone内に自動でデータとして蓄積される仕組み。チャット形式で簡単に入力したデータをダイレクトにkintoneに蓄積して管理できるので、営業や現場担当など外出先で日報入力が必要な業務にも活用できるとのこと。

 加えて、kintoneのアカウントを持たないユーザーでも、チャットボットのインターフェイスを介して入力すれば、kintoneへの情報登録が可能なほか、kintoneに登録してある情報の参照も行える。このため、管理者のみがRICOH Chatbot Serviceのライセンスとkintoneのアカウントを保有し、ユーザーはkintoneのアカウント不要でサービスを利用するといった、費用を抑えた運用も実現するとしている。