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人事労務クラウド「SmartHR」、研修コースの作成・配信と育成状況の可視化を行える「学習管理」機能を提供

 株式会社SmartHRは29日、クラウド型人事労務ソフトウェア「SmartHR」において、研修コースの作成・配信と育成状況の可視化を行える「学習管理」機能を提供すると発表した。「HRストラテジープラン」「タレントマネジメントプラン」「人事・労務エッセンシャルプラン」のオプション機能として利用できる。

 「SmartHR」は、雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できるクラウド型の人事労務ソフトウェア。蓄積された従業員データを活用し、「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などを行えるタレントマネジメント機能も備えているため、組織の活性化や組織変革を推進できる点も特長としている。

 今回発表された「学習管理」機能は、この「SmartHR」上においてオンライン研修コースを設定・配信できる機能で、コース内には「スライド」や「動画」形式にてコンテンツの追加を行える。

 従業員は、自身のPCやスマートフォンを用いて、時間や場所を問わずオンライン上で配信された研修を受講可能。一方で管理者は、従業員の受講状況を研修コースごとに一覧で把握でき、「スキル管理」機能に記録されているスキルや資格情報と掛け合わせて俯瞰(ふかん)することで、さまざまな人材育成の可能性を検討できるとした。

 今後は、コンテンツ拡充に加え、育成状況の検索や絞り込み機能の強化、「SmartHR」の各種機能との連携強化などのアップデートを予定しているとのこと。

 SmartHR社では、今回追加された「学習管理」機能を通して業務に必要な知識の習得や、従業員のキャリア形成に大切な学びの機会を効率的に創出して人材育成を促し、その後に続く従業員の業務経験の最大化を実現すると説明。さらに、「SmartHR」上に蓄積されたキャリア志向、エンゲージメント情報、人事評価といったさまざまな従業員データと掛け合わせることで、データに基づいた人材の配置・育成につなげ、組織のタレントマネジメントを促進するとしている。