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LPI-Japan、「Linuxサーバー構築標準教科書」のUbuntu版を公開

 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)は1日、実習を通してLinuxサーバー構築の知識を学べる学習用教材「Linuxサーバー構築標準教科書」のUbuntu版をリリースし、LPI-Japanのホームページで公開した。PDF版(無償)、ePub版(無償)、Kindle版(有償)は既に提供しており、製本版(有償)は予約販売を開始した。同教科書は、Linux技術者認定試験「LinuC (リナック)」の学習の準備としても活用できる。

 LPI-Japanでは、UbuntuはAWSやMicrosoft AzureなどのパブリッククラウドにおけるLinux仮想マシンとして広く利用されているほか、コンテナのベースイメージ、生成AI・LLM開発環境、NVIDIA GPUを活用した機械学習環境など、多様な用途で採用されていると説明。また、大学や専門学校などの教育機関においてもUbuntuの利用が広がっており、実際の利用環境に即した学習教材へのニーズが高まっているとしている。

 こうした市場動向と教育現場からの要望に応えるため、LPI-JapanはLinuC Open Networkコミュニティの協力のもと、「Linuxサーバー構築標準教科書」のUbuntu版を開発・公開した。これにより、利用環境や学習目的に応じて、既に提供しているAlmaLinux版とUbuntu版の双方から学習環境を選択できる。

 Ubuntu版では、Ubuntu 24.04 LTS(Server)を学習環境として採用した。受講者自身がUbuntuをインストールし、実際にコマンドを実行しながら学習を進めることで、実務に直結する知識と技術を習得できる。

 LinuCレベル2(201試験・202試験)の学習範囲に含まれるサーバー構築技術を、実際の構築演習を通じて学べる。構築したサーバーへWebアクセスを行ったり、メールを送受信したりすることで、サーバーの動作原理や各種プロトコルの仕組みを体験的に理解できる。

 教科書は2009年の初版公開以来、多くの利用者や現場のIT技術者からのフィードバックを取り入れながら改訂を重ねてきた。今後も、誰もが参加できるLinuC Open Networkコミュニティにおいてレビューや議論を行いながら、最新技術への対応やコンテンツ拡充を継続していく。

 また、教科書はクリエイティブコモンズライセンスのもとで公開されており、PDF版およびePub版は、学校教育、企業研修、個人学習など用途を問わず、誰でも無償で利用できる。