人事労務クラウド「SmartHR」、最新の従業員情報を1カ所にまとめて確認できるキャリア台帳機能を提供

　株式会社SmartHRは、クラウド型人事労務ソフトウェア「SmartHR」において、最新の従業員情報を1カ所で確認できる「キャリア台帳」機能を、2月8日より提供開始すると発表した。すでに提供している「配置シミュレーション」などの機能とあわせて活用すれば、データに基づく人材の配置・昇進・育成などを実現でき、組織のタレントマネジメントを促進するとしている。

　SmartHRは、雇用契約や入社手続き、年末調整などのさまざまな労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できるクラウド型の人事労務ソフトウェア。また、蓄積された従業員データを活用し、「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などを行えるタレントマネジメント機能を備えているため、組織の活性化や組織変革を推進できるという。

　新たに提供する「キャリア台帳」は、入社手続きや申請・承認機能などの労務機能で収集した従業員情報（氏名・雇用形態・等級・職種など）を自動で連携し、まとめて確認できる機能。人事評価の推移やスキル管理で収集した、スキル・資格などの情報の表示も行える。

　画面では、従業員の顔写真・社員番号・氏名・役職・部署などの情報を一覧で確認でき、社員番号・名前・読み仮名で検索したり、絞り込んだりすることも可能だ。なお、従業員情報で表示する項目はテンプレートから設定を行え、テンプレートは担当者や施策ごとなど、用途に応じて作成できる。加えて、従業員情報の閲覧範囲の設定にも対応しており、アカウントごとに「自部署配下のみ閲覧可」または「すべて閲覧可」の権限を付与できるとのこと。

　この「キャリア台帳」機能は、「HRストラテジープラン」「タレントマネジメントプラン」で利用可能。今後は、「SmartHR」を利用している全企業に対してのオプション提供も行う予定とした。