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東芝デジタルソリューションズ、eラーニングシステム「Generalist/LM」に生成AIを活用したテスト問題作成支援機能を追加

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は20日、企業向け教育管理・eラーニングソリューション「Generalist/LM」に、日本マイクロソフト株式会社の生成AIサービス「Azure OpenAI Service」を活用したオプション「テスト問題作成支援機能」を追加し、同日から提供開始すると発表した。これを利用することで、任意のテーマに関するテスト問題の作成や解説の検討・作成作業を効率化し、企業の教育担当者の負担を軽減できるという。

 Generalist/LMは、多様な研修方法を柔軟に管理できるクラウド型の教育管理・eラーニングシステム。コンテンツを独自開発のクラウドサービス(Contents Community Cloud)で配信し、それらのコンテンツをEC販売することで、必要な時に必要なライセンス数を1ライセンスから購入できる点を特長としている。

 今回発表された「テスト問題作成支援機能」は、企業が従業員向けに配信するeラーニングにおいて、利用企業が自ら作成する習熟度・理解度テストの問題とその解説を、Azure OpenAI Serviceで作成できるオプション機能。

 問題のトピックに関するテキストファイルをアップロードすると、生成AIが問題を作成する仕組みで、問題形式は「択一形式」「〇×形式」から選択できる。また、問題数や問題の傾向についても選択可能。さらに、生成AIはさまざまなバリエーションの問題作成を得意としているので、問題を定期的に変更し、教育の鮮度を保てるとした。