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東芝デジタルソリューションズの教育管理・eラーニングシステム「Generalist/LM」、データ分析オプションを提供

BIダッシュボード「MotionBoard」と連携

 東芝デジタルソリューションズ株式会社とウイングアーク1st株式会社は5日、東芝デジタルソリューションズの教育管理・eラーニングシステム「Generalist/LM」に、ウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard」を連携させたデータ分析機能を開発したと発表した。東芝デジタルソリューションズが、Generalist/LMのオプション機能として提供開始する。

 Generalist/LMは、人財管理ソリューション「Generalistシリーズ」の一製品として提供されている教育管理・eラーニングシステム。多様な研修方法を柔軟に管理できる点が特徴という。一方のMotionBoardは、さまざまなデータを集約・可視化することで、効果的な活用につなげられるよう支援するBIダッシュボードである。

 両社では、2020年11月の資本・業務提携の発表以降、従来から取り組んでいるデジタルソリューションビジネスでの連携に加え、ファクトリーや人材育成などの領域でも、新サービスの創出に向けた活動を進めてきた。

 今回提供を開始するデータ分析機能は、こうした活動を反映したもので、教育途中の段階でも、従業員の受講時間分布やテスト分析結果などをリアルタイムに見える化し、教育終了までに効果や傾向を把握できるようになるほか、今後の育成計画を早期に検討可能にするという。

 両社では、この活用により、教育管理者の負荷を抑え、かつ教育用の改善サイクルである「ADDIEモデル(分析:Analyze、デザイン:Design、開発:Develop、実践:Implement、評価:Evaluate)」を素早く回し、改善につなげられると効果を説明している。

データ分析機能