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東芝デジタルソリューションズ、ポイント消費型の中小企業向けリスキリングサービスを提供

AIによるレコメンド検索機能を搭載

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は28日、中小企業向けリスキリングサービス「Generalist e-University」を提供開始すると発表した。

 「Generalist e-University」は、従業員一人一人のレベルに合わせた、パーソナライズされた教育を実現するリスキリングサービス。東芝デジタルソリューションズや同社以外が提供している、中小企業にニーズの高いITスキルやマネジメント、DX(デジタルトランスフォーメーション)など、700種以上の教育コンテンツを用意している。

 学習者は、学びたい内容を検索する際に、キーワード検索、類似検索、AIレコメンド検索の3つの検索モードを選択でき、このうちAIレコメンド検索では、学習者が具体的に受講すべき教育がわからなくても、検索が可能とした。例えば「○○が苦手」「プレゼンがうまくなりたい」「営業で活躍できるようになりたい」といったように、克服したいこと、目標やできるようになりたいことを入力して検索すると、東芝グループ独自のAI技術と日本マイクロソフトの生成AIサービス「Azure OpenAI Service」の活用により、学習者の属性やそれまでの受講履歴などに基づいて、一人一人に最適な教育コンテンツをレコメンドしてくれるという。

Generalist e-Universityの特長

 また、一般的なeラーニングシステムでは、企業の教育担当者が教育を受講させたい従業員の人数や教育コンテンツ数に合わせ、パッケージとして費用を支払う形態が多くなっているが、Generalist e-Universityは、企業の教育担当者が一定のポイントを購入し、教育コンテンツを利用する都度、ポイントを支払うポイント制を採用している。なお、ポイントは企業の教育担当者が利用するだけでなく、学習者となる従業員自身に付与し、自由に学習させることも可能とした。

 価格は、サービス利用料が月額2万円(100名まで)から、ポイントは100ポイントで1万2000円から。