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東芝デジタルソリューションズ、eラーニングシステムで生成AIを活用した教材作成機能を提供

「Generalist/LM」のコンテンツ作成支援機能を強化

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は18日、企業向け教育管理・eラーニングソリューション「Generalist/LM」のコンテンツ作成支援機能を強化すると発表した。新たに、eラーニングで使用するテキスト(教材)作成作業を生成AIが支援する「テキスト作成支援機能」を提供開始する。

 Generalist/LMは、多様な研修方法を柔軟に管理できるクラウド型の教育管理・eラーニングシステム。約700コースの教育コンテンツを利用できるほか、利用企業がPowerPoint、PDF、動画などを使って簡単にテキストを作成できる機能も備えているという。

 今回追加された「テキスト作成支援機能」は、そうした独自コンテンツを作成するための機能を拡張するもの。日本マイクロソフトの生成AIサービス「Azure OpenAI Service」を活用し、教育主催者が任意のテーマでテキストを作成する際の作業を効率化できるとした。

 具体的には、テーマに関する資料(文字データ)をアップロードし、章立てやページ数を指定すると、内容に沿った説明文や画像を含めたテキストを生成AIが作成してくれる。もちろん、生成されたテキストの手直しにも対応しており、教育主催者の意図をより反映したテキストを、柔軟に作成できるとのこと。

 また、生成されたテキストの説明文は、株式会社エーアイの「コエステーション」で読み上げることも可能としている。

「テキスト作成支援機能」の操作画面