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アライドテレシス、レイヤ2plusインテリジェントスイッチ「x240/SE240シリーズ」の多ポートモデルを提供

マルチギガビットポート×24、SFP+対応スロット×2を搭載

 アライドテレシス株式会社は13日、マルチギガビット対応のレイヤ2plusインテリジェントスイッチ「x240シリーズ」および「SE240シリーズ」において、PoE++対応の新製品「AT-x240-26GHXm」「AT-SE240-26GHXm」の受注を同日より開始したと発表した。

 AT-x240-26GHXm/AT-SE240-26GHXmは、10/100/1000/2.5G/5GBASE-Tポート×24と、SFP/SFP+スロット×2を搭載したレイヤ2plusインテリジェントスイッチ。多彩な機能を搭載したAT-x240-26GHXmと、基本機能に特化することで、同スイッチと同等の性能を持ちながら低価格を実現したAT-SE240-26GHXmの両製品を用意した。

 すべてのダウンリンクポートがマルチギガビットに対応しており、従来のUTPカテゴリ5eケーブルをそのまま使用しながら、2.5G/5GBASE-Tの高速通信が可能となっている。また、アップリンク用のSFP+対応スロットを利用して10Gigabit Ethernet(10GbE)通信を行え、Wi-Fi 6/6E対応のアクセスポイントを接続しても、通信速度を維持したまま、ネットワーク全体で高速かつ大容量な通信を実現するとした。

 このうちダウンリンクポートは、1ポートあたり最大90W(スイッチ全体では370W)の大容量給電を可能とするPoE++(IEEE 802.3bt)に対応。Wi-Fi 6/6E対応無線LANアクセスポイントや高画質IPカメラ、センサー、デジタルサイネージなど、消費電力の高いデバイスに対してイーサネットケーブル経由での給電を行える。

 管理面では、ネットワーク統合管理機能「AMF Plus」をサポートしており、AT-x240-26GHXmはメンバー(管理される側)、AT-SE240-26GHXmはエッジメンバー(エッジ機能に限定したメンバー)に対応。ネットワーク機器の通信パフォーマンスやハードウェアの稼働状況、デバイス同士の接続状況といったネットワークの健康状態を視覚化する「HMD(Health Monitoring Dashboard)」を利用できるという。

 なおAT-x240-26GHXmは、オプションライセンスによる機能追加を行え、アプリケーションライセンス(AT-x240-FL03)ではダブルタグVLANを利用した経路制御が、OpenFlowライセンス(AT-x240-FL15)ではネットワークの設計・変更・管理・制御などがそれぞれ可能になるとした。

 価格(税込)は、AT-x240-26GHXmが42万3500円、AT-SE240-26GHXmが35万7500円。