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アライドテレシス、レイヤ2plusインテリジェントスイッチ「x240/SE240シリーズ」の26ポートモデルを提供

 アライドテレシス株式会社は24日、26ポートのレイヤ2plusマルチギガビット対応インテリジェントスイッチ「AT-x240-26GTXm」「AT-SE240-26GTXm」を同日より受注開始すると発表した。

 AT-x240-26GTXm/AT-SE240-26GTXmは、すべてのダウンリンクポートが2.5G/5GBASE-Tに対応するレイヤ2plusマルチギガビット対応インテリジェントスイッチ。Cat5e以上のケーブルであれば配線の入れ替えを必要とせずに、コストを抑えながら高速通信・帯域拡張へのアップグレードが可能になる。

 また、アップリンクにはSFP/SFP+対応スロットが2つ搭載され、オプションのSFP+モジュールを利用すれば、上位のディストリビューションスイッチやコアスイッチに対して10Gbpsの接続に対応。このため、Wi-Fi 6/6E対応の高速アクセスポイントを接続しても十分な通信速度が確保できるとした。

AT-x240-26GTXm/AT-SE240-26GTXm

 管理機能としては、ネットワーク統合管理機能「AMF Plus」をサポートしており、AT-x240-26GTXmはメンバー(管理される側)、AT-SE240-26GTXmはエッジメンバー(エッジ機能に限定したメンバー)に対応。エージェントレスで端末を自動検出するDAM(Dynamic Asset Management)機能や、検出した端末をリスト化・アクセスポリシーの設定を行えるIES(Intelligent Edge Security)機能などにより、管理外端末を含めたネットワーク全体の可視化や健康状態の監視を行える。

 さらにAT-x240-26GTXmには、ダブルタグVLANを利用した経路制御が可能になるアプリケーションライセンス(AT-x240-FL03)、OpenFlowを用いたネットワークの設計・変更・管理・制御などが可能になるOpenFlowライセンス(AT-x240-FL15)といったオプションも用意されているとのこと。

 価格(税込)は、AT-x240-26GTXmが31万9000円、AT-SE240-26GTXmが26万9500円。

 なおAT-SE240-26GTXmは、ネットワークエッジ向けの製品として、基本機能に限定・最適化することで、AT-x240-26GTXmと同等の性能を持ちながら低価格での提供を可能にしたモデル。AT-x240-26GTXmと比べて、EPSR/ループガード機能などが省略されている。