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アライドテレシス、SFP+スロットを28ポート備えたレイヤ3スイッチ「AT-SE540L-28XS」

レイヤ2Plusモデルの「AT-SE250-28XS」も提供

 アライドテレシス株式会社は9日、機能を限定しつつ用途に応じて最適化することで、高い性能とコストパフォーマンスを両立させた「SEシリーズ」スイッチにおいて、全ポート10Gigabit Ethernet(10GbE)対応のレイヤ3スイッチ「AT-SE540L-28XS」、ならびにレイヤ2plusスイッチ「AT-SE250-28XS」を同日より受注開始したと発表した。

 AT-SE540L-28XS/AT-SE250-28XSは、SFP/SFP+スロットを28ポート搭載する光ファイバー対応スイッチ。光のインターフェイスを備えたサーバーやメディアコンバーターを直収できるほか、小規模ながら取り扱うデータ量の多いネットワークで、光通信を低コストで効率的に集約させたい場合などについても、優れたコストパフォーマンスを発揮できるという。また、搭載するモジュールを選択することにより、ファイバー接続とカッパー(銅線)接続を柔軟に組み合わせて利用できるとした。

 なお、新製品のうちAT-SE540L-28XSは、スイッチ間をスタックリンクで接続し、1台の仮想スイッチとして負荷分散と冗長化を実現できる「VCS」に対応。最大2台の冗長構成が可能となっている。

 さらに両製品とも、統合管理ソリューション「AMF Plus」のエッジメンバーに対応。設定したアクセスポリシーに基づいて接続を制御することで、機器の動的な資産管理とセキュリティの強化が可能となるため、エッジからネットワーク全体にかけて、柔軟で継続的に安全性と堅牢性が確保されるとした。

 価格(税込)は、レイヤ3モデルのAT-SE540L-28XSが59万4000円、レイヤ2plusモデルのAT-SE250-28XSが50万6000円。