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JPNAP、JPIX、BBIXの3社、アット東京が新設する中央第3センター(CC3)にIX接続ポイントを開設

 株式会社アット東京は16日、現在アット東京が建設をすすめている「アット東京中央第3センター(以下、CC3)」に、インターネットマルチフィード株式会社(以下、マルチフィード)、株式会社JPIX、BBIX株式会社のIXサービスの接続ポイントを開設し、CC3を新たなネットワーク拠点として形成していくと発表した。各社のIX接続ポイントは、10月から順次サービスを提供予定。

 アット東京、マルチフィード、JPIX、BBIXの4社は、企業システムのクラウド化やリモートワークの普及拡大、コンテンツの大容量化などから、インターネットトラフィックは増加し続け、今後もますますその傾向は続くと思われ、企業のビジネス発展にとって安定したインターネットは必要不可欠なものだと説明。こうした状況の中で、4社はアット東京のCC3を、日本を代表する新たなネットワーク拠点として形成し、既存のネットワーク拠点と柔軟に連携することにより、安定したインターネット環境の実現に貢献するとしている。

 アット東京は、国内外を問わず多くのネットワーク事業者にサービスを提供している。CC3は、3社のIX接続拠点開設と、新たに敷設される東京港横断ケーブルにより、IT企業が集積する豊洲・有明エリアと最短ルートで結ばれ、名実ともに先端技術産業や国際金融都市としての東京を支えるプラットフォームとなると説明している。

 アット東京は、CC3でマルチフィード、JPIX、BBIX各社の協力のもと、データセンター専業事業者としての安定した設備と運用を行うとともに、日本を代表する都市型ネットワークデータセンターとして、日本国内そして海外のあらゆる顧客に、より高品質で利便性の高いサービスを提供していくとしている。

アット東京の中央第3センター(CC3)外観予想図(2020年12月のアット東京のプレスリリースより)