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クラウド型会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計Plus」、AIが多様な帳票を即時に生成する新機能を提供
2026年4月30日 16:00
株式会社マネーフォワードは27日、中堅企業・上場企業向けのクラウド型会計ソフトウェア「マネーフォワード クラウド会計Plus」において、チャットによる指示から分析帳票をAIが即時生成する有償オプション機能「カスタム帳票作成エージェント」を提供開始すると発表した。これにより、各種帳票作成や月次決算後の異常検知などにかかる工数を削減できるという。
マネーフォワード クラウド会計Plusは、中堅企業・上場企業を対象としたクラウド型の会計ソフトウェア。仕訳承認機能や仕訳更新履歴機能などの内部統制機能も備えており、企業の信頼性を保つために必要な内部統制の効率化を支援できる。
今回新たに追加された「カスタム帳票作成エージェント」は、ユーザーが参照したいデータを自然言語で指示すると、AIが分析帳票を即時に生成する機能。3つのマスタ軸を掛け合わせたクロス集計や、最大5会計年度にわたる期間比較にも対応しており、「科目別・部門別の月次推移3期分」「増減率付きの部門別PLの前期比較」など、従来は表計算ソフトウェアでの加工が必要だった複雑な帳票作成がクラウド上で完結できるという。
情報が不足している場合は、AIが自律的に質問や候補の提示を行い、チャット上でユーザーと対話を重ねながら帳票をカスタマイズすることが可能。また、生成された帳票については、軸やフィルタのパラメータを後から手動で調整することもできる。
加えて、作成・保存した帳票は社内共有や再利用が可能なほか、個々の仕訳明細まで直接ドリルダウンして詳細を確認したり、CSV形式でダウンロードしたりできる。これにより、異常値の原因究明を迅速に行えるため、監査・レビュー時における根拠資料確認がスムーズになるとのこと。
なお、AIは帳票の構成案作成(行軸・列軸・フィルタ条件の選定等)のみを担い、数値の生成や加工は行わない仕組みを採用した。帳票上の数値はすべて実際の仕訳データに基づいた集計結果であることから、AIによる誤情報が出力されるリスクがなく、正確な財務データに基づいた分析・レポーティングが可能としている。
