ニュース

アット東京、新データセンター「アット東京中央第3センター(CC3)」を竣工、7月提供開始

 株式会社アット東京は28日、「アット東京中央第3センター(以下、CC3)」が竣工し、7月1日にサービスを開始すると発表した。

 CC3は、ネットワーク集積拠点である芝浦・品川エリアに位置し、パブリッククラウドやIX・パートナー企業の相互接続拠点としての利用を主用途としながら、実質再生エネルギー100%を標準とした運用、AIへの対応、ハイパースケーラーをはじめとした大規模需要への対応も可能なデータセンター。

アット東京中央第3センター(CC3)外観

 CC3には主要通信事業者ケーブルの入線および、国内外ネットワークサービス事業者のサービス設備設置に加え、IT企業が集積する豊洲・有明エリアとの間を最短ルートで結ぶ「東京港を横断する通信用光ファイバーケーブル」が入線するなど、グローバルで柔軟かつ拡張性が高い、優れた接続性を備える。CC3に入線する東京港横断通信ケーブルは、アット東京の既存データセンターとも接続し、既存データセンターで提供しているサービスにシームレスにつなげられる。

 実質再生可能エネルギー100%標準での運用となり、顧客からの要望に応じてトラッキング属性情報を提供。また、先端テクノロジーの高い廃熱処理のための熱源設備として、高効率空冷モジュールチラーを導入。高信頼・高効率な熱源・空調システムで、高効率なPUEを実現する。

 アット東京中央第3センター(CC3)の所在地は東京都港区(芝浦・品川エリア)。敷地面積は約8000㎡、総床面積は約3万5000㎡、サーバー室面積は約8000㎡(3000ラック設置可能)。受電容量は約40MW。