ニュース

TIS、「APIプラットフォーム構築サービス」にコンサルティングメニューを追加

 TIS株式会社は14日、オープンAPIの活用・構築を支援する「APIプラットフォーム構築サービス」に、コンサルティングメニューを追加すると発表した。

 APIプラットフォーム構築サービスは、API公開で社内サービスに加えて、他社サービスをつなぎ合わせることで創出される新たな経済圏“APIエコノミー”を、セキュアな環境で実現できるサービス。

 追加するコンサルティングメニューは、TISのこれまでのAPI活用の実績をもとに、検討段階別、課題別、提供方法別など、幅広くコンサルティングメニューを用意した。顧客のAPI公開(オープンAPI)に向けた検討状況・環境の把握から、フルライフサイクルAPI管理を考慮し、新たなAPIビジネスの実行や業務効率化に必要となる技術面の構想立案や実行計画策定、API管理/運用まで総合的に支援する。

コンサルティングメニューの全体像

 コンサルティングメニューのうち「個別勉強会(個社向けに実施)」は、顧客がAPI活用の情報収集を行う検討初期段階に利用するサービス。勉強会では、API活用の検討初期段階で必要となる市場動向やフルライフサイクルAPI管理などの情報を提供し、顧客が継続的に検討が進められるAPIプラットフォーム活用ガイドを簡易的に作成する。価格は100万円(税込)まで。

 「ワークショップ」は、顧客のAPI・APIプラットフォームを活用する準備状況・改善点・今後の取り組みについて評価して、レポートを提出するサービス。TISの経験と実績、R&D活動から作成したフレームワークを使用して、体制や運用、セキュリティなどの観点から、TISが考えるベストプラクティスとのギャップと機会を特定する。価格は200万円(税込)から。

 「APIプラットフォーム技術検証サービス」は、TISが提供するPoC環境やドキュメント、サポートを利用して、API開発や公開後の管理を検証できるサービス。API公開を検討している顧客は、実績のあるTISのリファレンスアーキテクチャに基づいたプラットフォームで、自社のAPI開発や運用を検証し、実開発・実運用に向けた検討を実施できる。価格は300万(税込)から。

 「APIプラットフォームコンサルティング」は、顧客の経営戦略・ビジネス戦略に基づき、APIを活用したIT戦略立案や導入計画策定など、システム面の検討を中心に支援するサービス。TISがAPIプラットフォームのリファレンスアーキテクチャやフルライフサイクルAPI管理をベースに、API活用における要件の整理、活用ロードマップを作成・提出し、顧客は経営状況分析や戦略立案などといったビジネス面の検討に注力できる。価格は600万円(税込)から。