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スリーシェイクのETLツール「Reckoner」、メール配信システム「配配メール」と連携対応

 株式会社スリーシェイクは22日、データ加工・連携ツール「Reckoner(レコナー)」が、データ連携先として、株式会社ラクスのメール配信システム「配配メール」に対応したと発表した。

 Reckonerは、オンプレミスからクラウドサービスまで、さまざまなデータを連携させることが可能なクラウドネイティブのデータ連携プラットフォーム。仕様策定(プログラム設計)から実装、テスト、基盤構築、運用まで、通常では非常に煩雑なデータ連携を、すべてGUIで完結できる点が特徴で、新たなデータ連携もストレスフリーで行えるという。

 一方の配配メールは、メルマガ配信などの一斉メール配信から、ステップメール・セグメント配信といったOne to Oneの個別配信まで対応可能なメール配信サービスである。

 今回の両サービスの連携によって、企業はデータをより効果的に活用し、ターゲット顧客に最適化されたメールコミュニケーションを提供可能になるという。

配配メールへのデータ連携イメージ

 例えば、Reckonerを介してSalesforceと配配メールを連携させることにより、Salesforceに新規登録された顧客情報を配配メールに連携して、メール配信リストを自動更新する仕組みを構築可能になる。この連携により、メール配信リストが常に最新の状態を保ち、マーケティング活動の効率と効果が向上するほか、配信停止されたアカウントの情報が自動的に配信リストに登録されることで、不要なメールの送信を避け、顧客満足度の向上を実現するとした。

 またECプラットフォーム「Shopify」と配配メールの連携では、Shopifyでの顧客行動データを基に、発送通知やレコメンドメールを自動で配信することで、タイムリーかつ関連性の高いコミュニケーションが可能になるという。こちらの連携でも、Shopifyで設定した配信停止フラグを配配メールの配信リストに自動的に反映できるので、配配メール側の手動設定が不要となり、作業効率が大幅に向上するとのことだ。