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スリーシェイクとナレッジラボ、企業の業務プロセス最適化を共同で支援

 株式会社スリーシェイクと株式会社ナレッジラボは27日、パートナー契約を締結したと発表した。これに伴い、スリーシェイクのデータ連携ツール「Reckoner」の利用企業と、ナレッジラボの管理会計プラットフォーム「Manageboard」や業務改善コンサルティングを利用する企業に、相互にサービスを紹介し、日々の業務プロセスの最適化を包括的に支援可能になったという。

 Reckonerは、データの集約・加工・連携をノーコードで実行できるクラウド型データ連携ツール。コーディングを行うことなく、ブロックをつなげるような3ステップのマウス操作で素早く容易にデータを連携できるため、現場主導でのデータ活用が促進され、データの民主化を実現するという。現在は、kintone、Salesforce、Google BigQuery、SmartHRなど、100種以上のさまざまなSaaSに対応している。

 一方のManageboardは、クラウド上で予算策定や予実分析を行える経営管理プラットフォーム。財務三表であるPL/BS/CFのデータが連動する財務計画作成機能に加え、KPIなどの非財務計画も策定可能なほか、会計ソフトウェアとの各種連携により、予実分析のためレポートを数分で作成できるとした。

 両社は今回のパートナー契約により、それぞれのサービス利用企業に対して相互にサービスを紹介できるようになったため、「経営データの連携をよりスムーズに実現し、経営管理領域に新たな価値を生み出すことができると確信している」(ナレッジラボ 代表取締役CEO 国見英嗣氏)、「ナレッジラボの豊富な業務効率化ノウハウと、Reckonerの業務SaaS連携との組み合わせにより、より幅広い業務改善支援ができるものと期待している」(スリーシェイク 代表取締役社長 吉田拓真氏)と、今後への期待を表明している。