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ラクス、メールマーケティングサービス「配配メール」とkintoneの連携オプションを提供

顧客データの自動同期により工数やミスを削減

 株式会社ラクスは1日、メールマーケティングサービス「配配メール」のオプションとして、サイボウズの業務アプリ開発クラウド「kintone」とのシステム連携が可能になる「配配メールコネクタ」をリリースしたと発表した。JBアドバンスト・テクノロジー株式会社が開発・提供している、クラウドサービスや社内システム等を容易に連携するソリューション「Qanat Universe(カナート ユニバース)」を利用しているという。

 配配メールは、メルマガ配信などの一斉メール配信から、ステップメール・セグメント配信といったOne to Oneの個別配信まで対応可能なメール配信サービス。今回発表された配配メールコネクタは、プログラムを個別に開発せずに、配配メールとkintoneとの連携を可能にするオプション機能である。

 kintoneで管理している顧客データを配信リストとして使用する場合は、従来、CSV形式等でダウンロードし、配配メールに手動で取り込む必要があったが、同オプションを利用すると、kintoneと配配メール間で顧客データが自動同期される。このため、作業工数の削減と業務効率の向上、人為的ミスによる配信事故の防止といった効果が見込めるとのこと。

 また、これまでExcel等で個別に顧客管理をしていた企業が、kintoneと配配メール、配配メールコネクタをセットで導入すると、点在していた顧客データをkintone上で一元管理し、営業活動の進捗状況を社内で共有しながら、メールを起点とした顧客へのアプローチを、手間なく効率的に行えるようになるとしている。

 なお、配配メールコネクタを利用するには、「配配メールコネクタオプション」と「API連携オプション」への申し込みが必要だ。