ラクスのメールマーケティングサービス「配配メール 8.3」、添付ファイルをダウンロード形式で配信できるオプション機能を提供

　株式会社ラクスは24日、メールマーケティングサービス「配配メール」の新版「同 Ver.8.3」を提供開始したと発表した。添付ファイルをダウンロード形式で配信できる新機能の追加や、既存機能の利便性向上のための細やかな改修などを行っている。

　配配メールは、メルマガ配信などの一斉メール配信から、ステップメール・セグメント配信といったOne to Oneの個別配信まで対応可能なメール配信サービス。

　今回の新版では、添付ファイルをダウンロード形式で配信できる「ファイルストレージオプション」機能を新たに提供する。配信先にファイルを届ける方式としては、従来、メールに直接ファイルを添付して配信する「添付ファイルオプション」方式を利用できたが、今回の「ファイルストレージオプション」では、ファイルをストレージサーバーにアップロードし、ダウンロードURLを生成するストレージ方式を採用している。メールを受信したユーザーは、ダウンロードURLからファイルをダウンロードすることが可能だ。

　この「ファイルストレージオプション」では、ダウンロードしたユーザーの情報やダウンロード数を取得できるため、より詳細な分析が可能となり、配信した情報に興味関心の高いユーザーが分かるとのこと。

　また、メールに直接ファイルを添付すると、サーバーに負荷がかかって配信遅延の原因となったり、セキュリティ上のリスクが発生し、迷惑メール判定を受けやすくなってしまったり、といった点が懸念されていた。これに対して、ストレージ方式を採用している「ファイルストレージオプション」では、その心配がない点もメリットとしている。

　なお、「ファイルストレージオプション」は段階的なリリースを予定しており、今回のVer8.3では、グループメール/スポットメールにおいて利用できる。